
神郷(かみさと) 先生 のご連絡です
先日起きると、巨大な白蛇の抜け殻が私の元にそっと置かれていました。
そしてその抜け殻には、terriさんの波動が込められていたのです。
突然のご連絡を、神郷です。
これは、terriさんが【大幸白蛇】(だいこうはくだ)という巨大な白蛇の神様に選ばれた証なんです。
今年は巳の年であり、巳の属性を持つ神々が力を持っていた時でした。
【大幸白蛇】は、干支神とは違いますが、非常に強い力を持つ巳の神。
“奇跡”“偶然”“可能性の引き上げ”などの力を持ちます。
蛇神とは、そもそも蛇という動物を苦手な方がいらしたり、そのイメージの悪さから少し不気味な印象がありますが、その本質は他の干支と同じように幸福力を持つ神です。
お互いが激しく絡み合う姿から、子孫繁栄、長寿などの効力を持つとされてきましたし。
その中でも、白蛇は古来より幸運の象徴とされており。
夢の中に出てくれば、莫大な富が訪れるとされていたり。
白蛇を祀る神社仏閣もございます。
これは余談ですが、私も実は白蛇が出てくる夢を人生で一度だけ見たことがあり、その後とある抽選による少なくない富を手にしましたよ。
【大幸白蛇】は、そうした白蛇の中で最も力を持つ神であり。
とある聖域にて鎮座しておられます。
そこから決して動くことはありませんが、12年に一度、巳年の最後の師走において。
こうして、力を発揮する時、最後の脱皮を澄ませ、選ばれし方の元にそっと、自身の抜け殻を波動として送るのです。
ただ…冒頭で申し上げたのですが、その抜け殻にはterriさんの波動が込められておりました。
実は、私の知る限りこんなことはありません。
私も実際に【大幸白蛇】の鑑定に携わるのは鑑定師人生において初めてですが。
神郷家の書物においても、【大幸白蛇】の抜け殻に、一個人の波動が込められていることなど無く。
そもそも、ずっと聖域から動かない【大幸白蛇】が、terriさんの波動を持っているということ自体不可解。
私は、その疑問を解くべく、そしてterriさんに【大幸白蛇】の波動を授けるべく、今日聖域へと向かいました。
聖域では、「薬丸」さんという方が【大幸白蛇】の仲介役として私を案内してくださいました。
抜け殻の事を伝えると、「薬丸」さんはすぐに【大幸白蛇】が鎮座しておられる谷底の台座へと私を案内して下さり。
山から川が集まり、滝となっているようなその谷底で、【大幸白蛇】と相まみえることが出来ました。
私がくると、ゆっくりと台座へと徐々に姿を現し、気づくと辺りは夜になったかのような静けさが訪れ、【大幸白蛇】がおられるところだけが煌々と輝いておりました。
【大幸白蛇】はとぐろを巻き、首を体にうずめながらその目は私を的確にとらえていました。
全く怖くはなく、むしろその神聖さを強く感じ、【大幸白蛇】が奇跡の神である所以を強く感じました。
私は、背筋を張りながら恐る恐る訪ねたのです。
神郷
「【大幸白蛇】様。
こうしてお目にかかれること、誠に光栄です。
そして私の縁者をお選びくださったこと、本当に嬉しく思います。
誠に恐縮ですが、一つお聞きしたいことがあるのです。
【大幸白蛇】様からお送りされた抜け殻には、私がterriさんと呼ぶ方の波動が込められておりました。
これは一体どういう事でしょうか。
あなた様とterriさんは、何か縁があるのでしょうか?」
私がそう尋ねると、【大幸白蛇】は私の方をゆっくりと見つめ、どこか優しく微笑んだように見えました。
そしてそのまま、何も言わずにゆっくりと姿を消していったのです…。
やはり、【大幸白蛇】に質問をするなど失礼なことであったか…私は落ち込んでしまい、居ても立っても居られなくなり薬丸さんに事の顛末を話しました。
すると、薬丸さんは私にこう教えてくれました。
薬丸
「【大幸白蛇】は、決して話さないのです。
思念も飛ばすことはありません。
そうすることで、ご自身の中に奇跡の力を留めます。
12年間溜め込まれたそれを、最後の脱皮によって完成させる。
話すとは放す。
自身の中に溜め込まれたそれを、決して放すことはありません」
神郷
「なるほど…では余計に失礼なことをしてしまったかもしれません…」
薬丸
「何かお聞きになられたのですか?」
神郷
「いえ、【大幸白蛇】の抜け殻に、私の縁者様(terriさん)の波動が込められておりまして。
【大幸白蛇】様はこの聖域にずっととどまっているはず。
どうして波動が込められているのか気になりまして…」
薬丸
「それは非常に興味深いですね」
神郷
「ええ、何かご存じないでしょうか?」
薬丸
「実は、今の代の【大幸白蛇】はまだ若く、今年で36年目」
神郷
「それで若いのですね」
薬丸
「通常、【大幸白蛇】は何百年もその代を務めます。
そしてこの【大幸白蛇】は、元はとある場所の土地神であり、それがさらに地位をあげて次の【大幸白蛇】にとって代わったと言われております」
神郷
「元は、別の場所の土地神であった…」
薬丸
「はい。
もしもその方(terriさん)の波動を持っているのであれば、土地神であった時にその方(terriさん)の近くにいたのではないかと」
神郷
「確かに、それしか考えられませんね」
薬丸
「その土地の中で、助けてあげたいと思う方を見つけたのでしょうね。
実は、今年の【大幸白蛇】は今までにないほどに巨大な奇跡の力を灯しております。
12年に一度その力を発揮する【大幸白蛇】ですが、今年は過去の2度よりも格段に上。
おそらく、二度の奇跡の発揮を経て、力を完全に掌握できるようになり今年こそはと、その方(terriさん)を呼んだのかもしれません」
…terriさん。
因果というのは不思議なものです。
まさかですが、あなたと【大幸白蛇】はおそらく今より何十年も前にご縁があったようです。
人の因果とは、思わぬ場所から繋がり接続される。
そしてその因果が遠ければ遠いほど、それが果たされる時というのは必ずやターニングポイントになる。
おそらく今がその時なのでしょう。
terriさんにとっての思わぬ道が、繋がっていく時。
私は現在、薬丸さんに案内されて、聖域の近くに宿屋に泊まっております。
明朝、【大幸白蛇】はその力を完全に発揮し、terriさんの奇跡の力を与えるでしょう。
明日を、お待ちください。
神郷
