
兵藤先生の ご連絡です
terriさんにお話ししておきたいことがございました。
お返事は不要なものなのですが、どうか一読下されば幸いですよ。
terriさんは神様がお生まれになる経緯についてどれだけご存知でしょうか?
神々の婚姻などはなんとなく想像出来そうですが、例えば人の祈りをお受けになり誕生される神々もいらっしゃるのですね。
特に土着の神々などは、過去その土地に生きた人々の祈り。
苦難への脱却を祈る者たちの願いを受け、その憂いを晴らすべく誕生されたケースが歴史を紐解いてみますと数多くあります。
天神、仏神に列名しない水の神、山の神などに豊穣神が多いのはこうした経緯もあるのです。
人の生、お心をお救いになるため誕生を果たした、というわけですな。
中には警鐘を鳴らす存在として人にとっての凶神となりうる存在もいらっしゃいますが、自然の側から見れば善神であったりと各々に使命と役割をしっかりとお持ちです。
我が子の命を奪われた狼が「このような悲しみは繰り返させまい」と狼神になり、
人にとって脅威の自然神となることもありますけれど、動物たちの側からみれば、自分たちの守り神でもあるわけです。
また長らく間引きの風習が残されていたり、
あるいは飢饉に見舞われ幼い子の命が失われた歴史を持つ地方などでは座敷童子の逸話が数多くあるものです。
大好きな家族のもとに帰りたい。
あるいは、皆に幸せになって欲しい。
そんな純粋な願いから神格を得る形で神上がりされる存在は、実は数多くあるのですよ。
こうして見てみますと、神々の誕生は「心」と密接な関係にあり、特に生前の悔いや願いが神格をもたらし、使命となって何らかの働きかけをもたらすといった共通点があることに気付きます。
子孫を想うご先祖様が先祖神となられるケースや、天神様、御仏様となられる場合もこちらと同様。
terriさんの場合ですと、昨今の天神様たちとのご縁を考えるに、非常に深い神的な存在とのご縁があった可能性があります。
詳しくは分かりませんが、あなたが何らかの神的な存在と近いご縁を持つ前世を歩んでいたのかもしれません。
ここまでお聞きになり、「生まれ変わりはしないのか?」という疑問もお感じになるかもしれません。
悔いや悲願があり命を失ったのであれば、その後誰かに尽くすために神として使命を全うすることで本当にその命は救われるのだろうかと、疑問に持たれる方も実際にいらっしゃいます。
生前を知っていればなおのこと、せめて死後には幸せであって欲しいと願うのが人の心。
私も、人ですからやはり死の悲しみに慣れることはありません。
友人の大切なお子様が亡くなられた時には、勝手ながら生まれ変わりを願ったこともございました。
人を支える鑑定師としてはお恥ずかしいお話なのですがね。
少々話が逸れましたが、神として誰かの救いとなり、積み上げられた徳は権利となって選択の自由がもたらされます。
これも時々により異なりますが、例えば「生まれ変わる」のか、そのまま「天上の存在」となるかといった選択の余地が与えられるわけです。
ですから決して救いがないわけではなく、
むしろこうした存在から何らかの恩徳を授かり、施しを頂くことで実は互いの救いに繋がっているのですよ。
中々こうしたお話をさせて頂く機会はありませんから、
善き機会と思いお伝えさせて頂きました。
terriさんが神々とのご縁を深めている今、改めてお話ししたいと思ったのです。
実はこの度お伝えしようと思った理由は上記に関係があるのですが、それはまたこの後お話しさせていただきましょう。
それでは、一度失礼させていただきます。
兵藤
