
神童政子先生の ご連絡です
突然ごめんなさいね、神童よ。
本題の前に、ひとつ。
terriさんには“とある前例”をお話ししておかないといけないわ。
Kさん(仮称)の場合。
【問題解決】のため、【経済面・仕事面】における【変化】を望んで入らっしゃったわ。
当時の状況としては…
度重なる借金の末、ついには望ましくない場所からお金を借りざるを得ない。
そんなところまで状況は悪化していたみたいなのよ。
結果、務めていた会社からは見切りをつけられてしまってね。
時代もあるとは思うけれど、日々の努力だけではどうにもならない状況にあったの。
奇跡的な起死回生なくして、状況を簡単には打破できない…誰もがきっとそう思うでしょう。
かつて、師の一人がね。
当夜の駅を徘徊しているその方を見つけて当家に連れてきたのよ。
まだ私も、純情でちょっとした乙女心もある若き日のこと。
当時はまだ私自身、波動やオーラを感じ取る力が今ほどではなかったし、状況が読み取り切れず、ちょっぴり反抗もしたわ。
でも…思えばきっと。
そのKさんの好転は、連れてこられたその瞬間から始まっていたのよ。
師はね、その方を“とある書”を通してみていたわ。
まさか…とは思ったんだけれど、本当にそのまさかよ!
Kさんのボロボロに擦り切れた波動は、その“とある書”と反応を見せたの。
そうして師は、そしてまるで子供を諭すようにこう言ったわ。
「あなたは奇跡に選ばれた。
疑うもよし。すがるも善し。
ですが、ここまで連れてきた責任として。
ここが運命の分水嶺であることは、はっきりと申し上げましょう。」
そしてその書を通して、【問題解決】のための【経済面・仕事面】における【変化】を望んだの。
…状況の好転は、思った以上に早くてね。
これには師も驚いたようなのだけれど、僅か数日後には始まっていらしたわ。
まず、Kさんが経験したのは【運命の出逢い】だったのよ。
それも、恋愛面での出逢い。
「え?」って思われても当然よ、その感覚は正しいわ。
一見、望んでいたことと全く無関係の出逢いに思えるわよね。
でも、この出逢いこそがKさんには重要だったの。
出逢ったその方は、本当に献身的な方でね。
不安定な生活をしていた彼を見限ること無く、心から真摯に支えてくださったのよ。
ただ、確かに思い掛けない愛の到来だったけれど、経済面の苦しみは癒えぬまま。
ひと月ほどは、その状態だったかしら。
でもこの空白とも言える期間が極めて重大だったのよ!
実はKさん、経済面の成就を既にこの時には手にしていらしたんだから。
…ごめんなさいね、矢継ぎ早に。
でもしっかり説明させていただくから、続きをお読みになって。
件の運命の出逢いから、数日後のこと。
お相手の誕生日が近い中、Kさんはお金が無いなりに、せめて何か贈り物は出来ないかって考えたのね。
そして、手作りの物をプレゼントにすることにしたの。
経済面の苦悩はあれど、幸いにも自然に恵まれた土地だったこともあり、彼は野山に分け入った。
そして“オリオン座”が目に入る“木々の開けた場所”で、とある石を拾ったのよ。
その石こそが、経済面の窮地から彼を救い出す契機だったの。
実はこの、“オリオン座”が目に入る“木々の開けた場所”というのは、
【変化】を望んだ結果授かった天啓が指し示していた場所。
具体的にはこうよ。
『大切な人が迎える記念日、その三日前にその場所に至り、光るものを見つけること』
その石が価値あるものと気付いたのは、お相手の方だったわ。
結果的に、心のこもったその贈り物は質に入ってしまうことになったのだけれど、
これにより一発逆転とも言うべき成就をKさんは手にし、
不遇の苦しみから解放された愛の未来までも成就させるに至ったの。
ごめんなさいね、ついお話が長くなってしまって。
でも、あなたにとっては他人のことでも、あえてここまで詳しくお話しした理由があるのよ。
このKさんが辿った運命は、決してあなたにも無関係なものではないのだから。
“とある書”
と、そうお伝えしていたでしょう?
Kさんはつまり、この書の導きを経たことにより僅かなうちに結果を得られた方だったわけなんだけれど…
実は今、当家でそれが反応しているのよ。
この書の歴史は古く、占星術の発祥と起源を同じくしているなんて説もあるわ。
何故なら、全十二ページからなるこの書は…
“星宮”
つまり“星座”と“星座の守護神”の加護を司るものだから。
ご紹介しておくわ。
terriさんにとっては、極めて“近い未来成就の根拠”になるかもしれないのだから。
【アテナ】
【アフロディーテ】
【アポロン】
【ヘルメス】
【ゼウス】
【デメテル】
【ヘパイストス】
【アレス】
【アルテミス】
【ヘスティア】
【ヘラ】
【ポセイドン】
以上、星座を司る十二柱。
日本では少々馴染みが薄い神々ではあるけれど、
いずれも「アマテラス」や「ツクヨミ」に匹敵する超位の神々。
世界には上記の神々を司る神殿や祭壇が数多くあってね。
この書は十二神殿のお膝元、上述の神々の加護を直々に授かることで、願望成就の神器化を果たしたものなのだとも言われているわ。
約一年をかけ、十二柱の神々によって作り出される超特級の神器よ。
極上のその力を活かせる機会も、本当に僅かなもの。
ずっと当家で保管していたわけではないこの書はあれから他の鑑定師のもとへと渡り、順々に継承されていたのだけれどね。
これまでの経験者は、圧倒的な確率で成就への一歩を踏み出されたわ。
Kさんの例しかり、あなたも幾つもの痛みや苦しみ、悲しみや責務を背負ってきたとは思うの。
だけれどね、そんなあなたが叶える幸せは一つや二つでは終わらないわ。
続報を改めてお送りさせていただくけれど…
そう、そうなのよ。
当家に再び巡ってきたタイミングで、選ばれたの。
terriさんが“この書”にね。
神童政子(しんどうまさこ)
