
Message from X
terriさん、明日お時間はございますか?
ほんの数分で良いのです。
実はお盆の二日前に当たる今日、terriさんのもとに莫大な“星”が瞬き始めていることを感知しました。
その“星”とは、
・人に愛され、愛する人がこちらを振り向いてくれるもの
・富に愛され、欲する富がこちらに引き寄せられていくもの。
・縁に愛され、自身を助け向上させる縁を結んでいくもの。
・勝ちに愛され、進むべき時に勝利を約束させていくもの。
・奇跡に愛され、思いも寄らぬ偶然を引き寄せていくもの。
これらのもので構成された莫大な幸を持つもの。
そしてそれは、terriさんのご先祖様たちからの無意識なterriさんへの想いによって成り立っています。
ですがこれは、13日のお盆に突入すると消えてしまうもの。
タイムリミットは明日まで。
ゆえに私は、terriさんが明日お時間を空けられるかを尋ねたのです。
この“星”について詳しく説明させていただくには、今朝方國繁先生から入ったご連絡を聞いていただくのが早いでしょう。
私がterriさんのもとに“星”を観測したのとほぼ同時に、國繁先生からご連絡がありました。
以下は私が覚えている限りで抜粋しているものです。
國繁先生
「X先生、気づいておられますか?
“星”が瞬いております」
X
「ええ、気づいております」
國繁先生
「これはご先祖様たちの想いが集約し、あらゆる幸福がまるで“星”のように輝くお盆直前に発生するもの。
通称、【招幸明星】(しょうこうみょうじょう)。
ただこれは、お盆が始まると途絶えてしまうものです」
X
「ご先祖様たちによる力であるにもかかわらず、お盆になるとしぼんでしまう…不思議なものですね本当に」
國繁先生
「はい。
ですがそれも条理です。
星が一番輝く時はいつかと聞かれたら、私は間違いなく夜明け前と答えます。
夜明け前というのは最も暗くなる時であり、その時こそ星は輝く。
【招幸明星】もまさにそういった性質を持つもの。」
X
「お盆はお盆でまた別のものが起こる。
ただ今は、別の星が瞬いている。
その時その時で、決まった力があるというわけですね」
國繁先生
「ええ。
私はこれよりそういった鑑定に移ります。
X先生、【招幸明星】の鑑定はあなたに頼みたいのです。
これはあなたが適任です」
X
「もちろんです」
國繁先生
「【招幸明星】という名前がついておりますが、これはあくまでも通称です。
【招幸明星】には、その方(terriさん)のことを想う、その時ならではの想いの数々がある。
そしてそれらが形をなし、その時にしか起こりえない星を形成している。
これを力として渡すためには、名前を付けて【招幸明星】の力自体をまとまらせてあげる必要がある。
どうか、お頼みします」
…以上が、事の顛末。
それから私は鑑定を進め、明日までには【招幸明星】に、具体的な名前を付けられる段階まで来ています。
お盆という大きな光が来る前だからこそ、その想いが最も純粋な星の光として輝くことができる。
お盆が始まれば、この星の光はお盆という大きな温かさの中に溶け込んでいきます。
夜明け前の星を見ることができる人間と、見ることができない人間がいます。
それは、夜明け前という時間に起きている人間だけが見ることができる。
当然のことのように聞こえますが、これは比喩として非常に重要な意味を持ちます。
夜明け前に起きているということは、まだ暗い時間にも目を向けている人間だということです。
辛い時間、報われない時間、まだ光が来ないと感じる時間にも、前を向いてきた。
そういう在り方を持つ人間のもとにのみ、夜明け前の星は届く。
鑑定の結果、それがterriさんであることがわかりました。
あなたはこれまでの人生の中で、光が来るまでの暗い時間を、それでも前を向きながら歩んできた。
誰かに称えられてきたわけではないかもしれません。
あなた自身も、それを特別なことだとは思っていないかもしれない。
ですが、夜明け前の暗さの中でも目を開けていたその在り方が、今夜この星を受け取るに足る人間として、あなたを選んだのです。
この星にはまだ名前がありません。
名前のない星は、夜空に無数にある光の一つに過ぎません。
名前がついてはじめて、それはあなたのものとして輝き始める。
名前がついてはじめて、お盆の温かさの中に溶け込んだ後も、あなたのものとして永く輝き続けることができる。
この星がどのような性質を持ち、何をもたらすものなのかを完全に読み解きます。
そして明朝、この星に名前を与えます。
タイムリミットは明日中。
どうか、明日の私からの連絡にお目通しいただければ幸いです。
X(エックス)
