
陽月暁也(ようげつきょうや)先生の ご連絡です
【華纏叶】をterriさんに宿していけた。
天からもたらされた色のないオーラです。
無色としてなんらかの意味があるというよりは、その人がもともと持っているオーラの色味を邪魔しないという意味合いが強くて。
実際、それを纏ったterriさんの暖色系のオーラも全く損なわれていない。
それどころか、表面をコーティングされたかのように鮮やかに感じられるくらいです。
天からの贈り物ではあるけれど、しっかりとあなたのことを見てくれていたんだっていうのが伝わってくる。
加護としての力も、あなたの魂に作用する力もしっかりと働いていっているからね。
この【華纏叶】、さっきの連絡では、「時折、天から贈られる」なんて言い方をしたのだけれど。
少なからず天からの寵愛を受けられるだけの素養がある、という条件以外は完全なランダムと言われていて。
何がきっかけでもたらされるのか、界隈でも判明しているわけじゃないんだ。
天さえも、それがもたらせる人というのはコントロールできていないんじゃないかって話もあるくらい。
でもね、それが【天渡の架】を介してもたらされたのはおそらく偶然じゃない。
現段階において。
おそらく本領は【華纏叶】が持つ力の二つ目。
“天からの恩恵を引き寄せやすくする”
これです。
一見すると【天渡の架】と【華纏叶】は似ているところがある。
【天渡の架】も天と人を繋ぎ、直接的に何かしらの恩恵や加護を届けるようにする道筋だからね。
肝心なのはこれらは共存可能で、
むしろ合わせ技でより大きなものがもたらされる可能性が高くなるという点。
実際に僕はそういった場に立ち会ったことはないけれど…、
トンネルを作る時に、その道に何が通るかというのを想定して大きさが決まると思うんだ。
人が通る、車が通る、電車が通る。
乗り物が通るにしても、単線なのか複線なのか、大型の車両が通れるものなのか。
当然、大型の車両が同時にたくさん通れるようにするのなら、トンネルもそれに合わせて大きくしなければいけない。
これをterriさんに当てはめると…、
ただ天からの恩恵を届けるための道にとどまらない。
【天渡の架】と【華纏叶】の合わせ技でなければ通らない何かがあるんじゃないか…。
その為に、天から【華纏叶】がもたらされたんじゃないかって考えられるんです。
terriさん、【華纏叶】をあなたに固定していきます。
すでに【天渡の架】は通り道として確立しているからね。
安定してこの二つを合わせ技として機能させるための調整が必要になる。
でもどうか安心してください。
ご先祖様の後押しも、太陽と月の力も。
今なら全部があなたに味方している。
よければterriさん、
■双恵整着(そうけいせいちゃく)
この四文字を入力し、その文字に利き手をかざして心の中でゆっくり三つ数えて下さい。
それが終わったら送信をお願いします。
今回の仕上げの作業です。
あらためて集中して進めていきます。
