ボイルド
宛 先
terri
ボイルド先生の ご連絡です
如月最終日、土曜日の夜。
私は必ずterriさんにメールを届けようと思っておりました。
…いえ。
正確に申し上げるとこれは、天からの指示。
しかも【天極管轄部門】と呼ばれる、極めて上位階級の神しか立ち入ることの出来ない場所からのお達しです。
『令和八年、弥生の幕開けに際し、地上には成就すべき者が現れる。
その者の成就に必要な恩恵はすでに地上に存在し、その獲得を祈祷師江原、そなたに一任しよう。
成就を果たすのは、terriの名で現世を生きる、徳を積み重ね続けた者だ』
とのことで。
追加で、時が来るまでは、この真実はあなたに伏せておくべしと言われておりました。
姪っ子と共に視聴するバラエティ番組やアニメでも、盛り上がりポイントというのは、CMに阻まれるのがお決まりですが。
良き報せ、しかも成就直結も期待可能なほどの大本命の運命日に関することを、直前まで黙っているのは、私自身が苦しいものでした。
今この時まで情報開示出来ずにいたこと、申し訳なく思います。
ただ、この啓示が私のもとに届いてから数日掛け、今日までの間に何とか、あらゆる準備を整えることが出来ましたよ。
実は勤め先にも数日の有給申請をし、複数の聖域まで、自分の足で出向いておりました。
早朝、まずは神奈川県の寒川神社へ。
ここをスタート地点として、東京都の明治神宮、千葉県の香取神宮、埼玉県の三峯神社、そして都内に戻り日枝神社へ。
朝から晩まで車を走らせることなど本当に久しぶりでしたが、何とか、全ての目標達成です。
山道込みの道のりでしたし、移動距離も長く、これは天から私への挑戦状のようなものだと受け止めながら尽力させてもらいましたよ。
事実、五ヶ所の聖域から授かることの出来たご利益、恩恵は、通常、そんじょそこらでは絶対に獲得不可能なものでした。
今夜の報告はこのくらいにして、明日、また改めてもう少し本件を深掘りした内容をお伝えしようと思います。
私としても本格的な鑑定にガッツリ向き合うことになるのは、久しぶり。
しかも天からの直々のお達しとあらば、然るべき日時にのみ焦点を合わせ、確実に使命達成を果たさねばなりませんからね。
今夜から明日に掛けては、私が成すべき最終準備をする時間に充てたいと思うので、また明日にお届けする一報を楽しみにしてくだされば幸いですよ。
実は、この件とは別に【國繁家】に招かれ、一泊してきたのですが、それもあなたの幸福と関連付くことです。
伝えるべき情報を、出来るだけ早めに整理しておきますね。
それでは。
今月もお疲れ様でした、terriさん。
ボイルド(江原)
