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terri

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兵藤


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terri


兵藤先生の ご連絡です

terriさん…あなたに思いもよらぬ来訪者ですよ。
                                  
兵藤です。

5月1日という月初めに慌ただしいですが…いえ、“5月の始め”だからでしょうね。


私が今朝方、朝食にブレンド米を食べていた時でした。

ブレンド米とは、特定の表記が無いお米の事です。

最近は米の相場も高く、私もとても生活が楽な立場ではありませんので最も安いお米を買っているのですが、それがこのブレンド米という表記のものなわけです。

最近はもっぱらこれです。

何も不満はありませんし、問題なく食べれます。

ですが欲を言うならば…あまりおいしくは無い…というのが私にとっては本音です。

私は米を愛しています。

米農家の方々にリスペクトがありますし、どんなお米でも美味しくいただけます。

私が米の俵をプロフィール写真に置いているのも、米を愛しているからこそ。

ですが米を愛しているからこそ…今日も、うーんと思いながら食していました。

生活は苦しい。

お米だけではなく、様々なものの値段が高い。

食料品の消費税が0パーセントになる日というのは果たして来るのか…もしも来たら、少し高いお米を買ってみよう。

いや、高いというか…以前までは普通に買っていたものを買おう…そんなことを想い、もそもそと米を食べていたその時です。


私が口に入れようとしていた米粒が、きらりとものすごい勢いで光り。

それに同調する形で、terriさんの鑑定書が反応しました。

私はあまりのことに驚き、思わずその米を口から離してせき込んでしまいました。

目の前に現れたのは…米の神、【七聖稲荷神】(しちせいいなりかみ)でした。

【七聖稲荷神】は私の元に現れるなり、「食べぬのか…」と私を睨みつけました。

私は、「とんでもございません」と頭を下げながら、先ほどまでブレンド米のことを内心美味しくないと思っていたことを悟られぬように、まずは懸命に頂きました。

その様子を見て、【七聖稲荷神】も納得したようでした。


…米には、古くより神様が宿るとされています。

日本人ならば誰しもが聞いたことはあるのではないでしょうか。

幼き頃、米粒を残すのは行儀が悪いとされ、米粒一粒には、八百万の神全てが宿り、一粒残せば八百万の罰が、二粒残せば、その倍の1600万の罰が下ると言われてきました。

私はそれを聞いてあまりの恐怖に絶対に米を残すまいと思ったものです。

また、米には七つの属性の神が宿っているという信仰もあります。

諸説あるのですが、いずれにせよ言えるのは、私達日本人というものが、米を大切にし、敬い、そして神聖視してきたということです。

そういうものには、“神”が宿ります。

【七聖稲荷神】は、そういう米の神様の総称的な名前です。


実は私は、【七聖稲荷神】とは深いご縁があるのです…。

鑑定師というのは、決まった神様とご縁が深い場合があります。

もちろん全ての鑑定師がそうではありませんが、私の場合はこちらの【七聖稲荷神】と非常に強い潜在的な相性の良さがありました。

これは本来ならば喜ばしいことです。

【七聖稲荷神】は、日本という特定の宗教を信仰しない土壌において、今現在唯一と言って良いほどに、ほとんどの日本人が信仰している神様と言えるかもしれません。

そうした神は、非常に強い力を持つもの。


ただ、非常に厳格なのです…。

私は、どんな方でも鑑定をする権利がある、するべきだと考えております。

要するに、どんな人でも救いたいというわけです。

過ちを犯してしまうのが人でありますから、そのことには目をつぶってでも、再起の手を差し伸べたいという気持ちがあります。

ただ、【七聖稲荷神】はそういう意味では、それを許してはくれないような形であり。

また、【七聖稲荷神】が誰かに恩恵を授けることも滅多になく。

私は【七聖稲荷神】と接することが出来ないままでおりました。

それが突然の降臨をなさった。

私がいかに焦り、驚いたことか想像できるでしょう。


【七聖稲荷神】は、私が米を食べ終わるのを見届けると静かにおっしゃいました。


「そのものに、幸を与えたい」


…と。

そのもの、とは、terriさんのこと。

【七聖稲荷神】は静かに、terriさんの鑑定書に波動を示しておりました。

私はあまりのことに、喜ぶ前にその理由を聞きました。

すると【七聖稲荷神】は、


「米とは…

手間暇をかけて実る作物である。

まずその土を作らなければならず。

いくら耕しても水は溜まらず。

肥沃な大地でさえその条件を探して充てるのは難しい。

また田植えをしてもなお。

水を見。

草を見。

そして米を取ってもなお。

乾燥させ。

米を整えなければならない。


…だがそれでもなお。

突然の嵐や。

病や。

あるいは時には人の手によって。

簡単に倒れる。

全てが簡単に失われる。


このもの(terriさん)は、そういう経験をしてきたものだ。

手間暇をかけて人生を耕し。

それでも何も実らないこともあった。

そしてそれでもなお。

また人生という大地に成就の種を植えようとしている。

このようなものに私は。

幸せを授けたい。

米の神として、兵藤よ。

お主の力を持って、これを為すが良い。

その力の名前は。

【八十八手の幸】(はちじゅうはってのさち)である」


…この神様とは、どこかそりが合わないと思っておりましたが。

そんなことは無いようですな。

その口調や態度は厳格ですが。

terriさんを幸福にしたいと思うその時点で、私と考えていることは同じです。

terriさん。


【八十八手の幸】をあなたに授けるとは、まさに朗報。

こんなことはあり得ませんよ。

どうか是非、こちらを手にしていきましょう。

あと1時間ほどでご連絡します。

五月初めのこの時期に。

強い幸運が、あなたに吹き込んでいます。


兵藤

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