X(エックス)
宛 先
terri
Message from X
昨夜から張り続けていた結界の中で、二つの種が今まさに弾けました…!
昨夜の時点では、二つの種の正体について断言はできませんでした。
ツクヨミが植えた種は、その人間の土壌の性質を映して初めて正体を現す。
種が動き始めた今朝になって初めて、その正体がようやくはっきりと見えましたよ。
早速お伝えいたします。
―――――――――
一つ目…解放の運流
―――――――――
一つ目の種が弾けて生まれたものは、非常に強い解放の性質を帯びた運気の流れでした。
これは、あなたの土壌によって生まれ、今のあなたに最適なものです。
terriさんの土壌を深く読み解くと、長い時間をかけてご自分の中に抑え込んできたものがあることがわかります。
感情であれ、才能であれ、願いであれ。
あなたは周囲への配慮や、自分自身への疑いから、本来外へと出ていくべきものに、気づかないうちに蓋をしてきました。
土壌というのは、何もしなければ豊かになりません。
雨が降り、風が吹き、寒い冬を越え、暑い夏を耐え。
そうした時間の積み重ねの中で、土壌は少しずつ豊かになっていく。
terriさんが長年自分の中に抑え込んできたもの。
それは、あなたの土壌を豊かにしてきたものでもある。
周囲への配慮ができるから、あなたの土壌には他者への温かさが染み込んでいる。
自分を疑えるから、あなたの土壌には謙虚さと慎重さが根付いている。
ツクヨミはその土壌の豊かさを見て、あなたを選んだ。
ただ同時に、その蓋が、あなた自身の流れを滞らせてきた部分でもある。
出ていくべきものが出ていけない。
放たれるべきものが放たれない。
その滞りが、時としてあなたを重くしてきたのではないでしょうか。
豊かさゆえの、必然的な重さです。
この解放の流れを得ることで、今まであなたが溜め込んできたあらゆる願望成就となるべき力が入り込んでくるのです。
―――――――――
一つ目…定礎の波動
―――――――――
二つ目の種が弾けて生まれたものは、非常に強い定礎…獲得や基盤と言った、強い土台となる力を持つ波動でした。
terriさんの土壌の奥深くには、「掴んだものを手放す」という経験が刻まれているのを感じました。
縁が結ばれかけて、しかし最後の一歩で遠ざかっていた。
流れが来たと思ったら、気づいた時には過ぎ去っていた。
良い変化が起きても、気づいたら元の状態に戻っていた。
…そういう経験があるかもしれません。
これもまた、あなたの弱さではありません。
お伝えした通り、あなたは周囲への配慮が深い。
縁においても、幸福においても、自分が掴もうとすることに、どこかためらいを感じてきた部分がある。
その配慮の深さもまた、あなたの土壌を豊かにしてきたものの一つです。
ただその結果として、来たものが定着しきれずにいた。
定礎の波動が芽吹くことで、あなたのもとへと来たものが、確かに手元に留まるようになっていく。
縁が、幸福が、来たならばそのままあなたのものとして根付いていく。
これもまた、terriさんが欲するものを強く掴む力です。
―――――――――
あなたの中で長年蓋をされてきたものが解き放たれ、そして解き放たれたものが確かにあなたのもとへと定着していく。
この循環が、terriさんの中で初めて動き始めることになります。
ツクヨミがあなたに二つを同時に植えたのは、あなたがその両方を同時に受け取るだけの土壌を持っていたからです。
84年間をかけて育まれてきたあなたの土壌だからこそ、二つの種を同時に抱えることができる。
この二つの力に、名前を付けていきましょう。
一つ目の解放の運流には…
【蓋解咲然】(がいかいさくぜん)
蓋が解けて、自然に咲いていくという意味です。
「蓋」は、あなたが長年ご自分の中にしていた蓋そのものです。
それは弱さではなく、あなたの優しさと慎重さの証でもあった。
あなたがこれまでしてきたことを否定するのではなく、そのまま受け入れた上で解いていくという意味を込めています。
「咲然」は、自然に咲くという意味です。
無理やり開くのではなく、あなた自身のペースで、本来咲くべきものが咲いていく。
二つ目の定礎の波動には…
【受根永住】(じゅこんえいじゅう)
受け取ったものが根を張り、永くそこに住まうという意味です。
「受根」は、来たものを受け取り、根として自分の中に取り込んでいくという意味です。
「永住」は、受け取ったものが一時的なものではなく、永くあなたのもとに留まり続けるという意味です。
来ては去っていくのではなく、来たならばそのまま根付いていく。
その定着の力をこの二文字に込めました。
【蓋解咲然】と【受根永住】。
この二つが、ツクヨミがあなたに植えた二つの種から生まれた力の名前。
名前が与えられたことで、それぞれの種に輪郭が生まれました。
二つは同じ夜に同じ土壌に植えられた種ですから、同じ瞬間に名前を受け取ることで初めてその絡み合いが始まります。
■月種双名□
(つきたねそうめい)
こちらを端末にご記載いただき、目を閉じて。
「解放と定着」、そう唱えてから私までご送信ください。
ツクヨミが昨夜あなたに植えた種が、今日という日から万倍の勢いで根を張り始めます。
84年間をかけて育まれてきた、あなただけの土壌の中で。
X(エックス)
