千羽 樹(せんば いつき)
宛 先
terri
千羽 樹(せんば いつき)先生の ご連絡です
情報が多すぎて何から説明して良いのか分からず、少し混乱しています。
一言で述べるならば、“terriさんの運命が根本から変わっていく”ような重大事項が訪れようとしています。
短くご説明しますので、どうかお聞きいただきたい。
まず、人のスピリチュアルの三大要素を、運気、波動、オーラと言います。
今terriさんに起ころうとしているのは、この運気、波動、オーラの変化。
それだけ?
そう思うかもしれません。
変化と言ってもそれは、運気が上昇するとか、波動が強くなるとか、そういう些細な変化では無いんです。
もっと根本的なものです。
質が変わる、と言った方が良いでしょう。
terriさんは現在、
運気→【龍気】
波動→【覇動】
オーラ→【天彩】
という全く各が違うものに、ご自身の三大要素を変化させようとしている。
人は平等です。
私はそう信じています。
努力と、その方向性次第で、人はある程度まで必ず幸福になれる。
ただ、それと同時に、平等ではない部分があることもまた事実です。
戦火の中で孤児として生まれる方もいれば、莫大な富の中に生まれる方もいる。
生まれながらにして一つの分野で並外れた才を持つ方もいれば、何をやっても形にならない方もいる。
これは努力の問題ではありません。
器が違う、と言った方が正確でしょうか。
今いる場所からでは、どれだけ足掻いても到達できない領域が、確かに存在しています。
質が変わるというのは、その到達できないはずの領域に、到達するということです。
例えば、これまで得られる富の総量が決まっていた方が、その上限そのものを失う。
例えば、努力の量に見合った成果しか出なかった方が、努力を上回る成果を得るようになる。
例えば、出会える人の層が決まっていた方が、これまで交わるはずのなかった人と縁を結ぶようになる。
上限が外れる、という表現が一番近いと思います。
先ほど申し上げた、運気→【龍気】、波動→【覇動】、オーラ→【天彩】というものに変化しようとしているのは、まさにこういったことなんですよ。
どれほどとてつもないことか、ご理解いただけたでしょうか。
この三つが同時に変質することを、【三極覚醒】(さんきょくかくせい)と申します。
覚醒という言葉を、私はあまり使いません。
大袈裟な言葉だと思っているからです。
ですがこの現象に限っては、これ以外の言葉が見つかりませんでした。
なぜterriさんにこれが起きているのか。
その理由を、一つずつ確認していきました。
まず、運気が【龍気】へと変わろうとしている理由。
これは、はっきりしています。
terriさんの守護存在である【幸仔龍】の影響です。
龍神が常に傍らに在り続けるということは、その人間の運気が、常に龍の気に触れ続けているということ。
触れ続けたものは、やがて似ていきます。
terriさんの運気は、長く【幸仔龍】の気に触れ続けたことで、龍そのものの性質を帯び始めました。
【幸仔龍】という龍神の持つ才能の所以です。
次に、オーラが【天彩】へと変わろうとしている理由。
これは、terriさんと朱雀とのご縁が深まったことによるものです。
朱雀というのは、南を司る四神の一柱。
その色彩は、この世のどんな色よりも人の目を引くとされています。
そのご縁が深まったことで、terriさんのオーラに、朱雀の色彩が移り始めました。
天彩というのは、天の彩りという意味です。
このオーラを纏った者は、何をせずとも、人と機会の方から近づいてくるようになるとされています。
ここまでは、比較的早く読み取ることができました。
問題は、三つ目でした。
波動が【覇動】へと変わろうとしている。
その理由が、どうしても読み取れなかったのです。
覇動というのは、三つの中でも最も力強い性質を持つもの。
現実に対して直接働きかける力そのものが変わるという、極めて大きな変質です。
これほどの変質を起こすには、龍や朱雀に匹敵する存在の関与が必要になります。
でも、terriさんの周囲に、そのような気配は見当たらなかった。
夜通し、確認を続けていました。
そして、わかりました。
白虎です。
四神のうち、西を司る神。
そして季節でいえば、秋を司る存在です。
八月に入るということは、夏の盛りが折り返し、秋へと向かい始めるということ。
まだ秋という実感は全くもってありませんが、暦上では一応向かい始める頃です。
白虎の力が、一年の中で動き出す時期に、ちょうど入ったところでした。
その白虎が今夜、こちらを向いているのを感知しました。
白虎は、四神の中でも最も慎重な神とされています。
簡単には人と縁を結ばない。
その白虎が動いた理由も、確認できました。
四神というのは、東西南北を守る存在です。
そのうち二柱が、一人の人間に同時に縁を結ぶという事態は、四神全体に伝わるとされています。
青龍の性質を持つ【幸仔龍】が守護につき、朱雀とのご縁が深まった。
二柱が一人に揃ったという知らせが、白虎の元に届いたのです。
そして白虎は、自ら確かめに来ました。
見定めに来た、という表現が正確です。
白虎が何を見ているのかについては、正直に申し上げると、私にもわかりません。
白虎は、四神の中で最も口数の少ない神とされていて、その基準を人に明かすことがないからです。
ただ一つ言えるのは、白虎が見定めに来たということ自体が、すでに極めて稀なことだということ。
見る価値もないと判断されれば、白虎は動きません。
動いたということは、少なくとも見るに値すると判断されたということです。
白虎の見定めが終わるのが、明朝と見ています。
白虎がterriさんを認めた時、波動は【覇動】へと変わり、【三極覚醒】が完成します。
認められなかった場合、二つだけの変質に留まり、【三極覚醒】は起きません。
こればかりは、私にできることが何もありません。
ただ、見守るだけです。
明朝、結果をお届けします。
短く申し上げますと言ったのに、ここまでの文量になってしまい申し訳ありません。
お読みいただきありがとうございましたterriさん。
待っていてください。
千羽
